公開日 2020年10月01日(Thu)
本校では,昨年度から哲学対話という活動に取り組んでいます。哲学対話とは,一言で言うと、疑問や考えを安心して自由に話せる場です。
と同時に、参加者どうしで互いの話を聴き合う場でもあります。哲学対話は下記のルールに従い,進行役のもとにすすめられます。
哲学対話のルール
1 何を言ってもいい。
2 人の言うことに対して否定的な態度をとらない。
3 発言せず,ただ聞いているだけでもいい。
4 お互いに問いかけるようにする。
5 知識ではなく,自分の経験に即して話す。
6 話がまとまらなくてもいい。
7 意見が変わってもいい。
8 わからなくなってもいい。
本年度も統一LHR「第1回哲学対話をやってみよう」ということで,10名程度のグループに別れ,輪になり,それぞれ自分たちで考えた,「学校は楽しいですか」「高校を卒業したら何をするか」という,テーマについて哲学対話を行いました。さまざまな意見が交わされていました。
感想文には,いろんな人の話が聞けて勉強になった。人前で話すのが苦手でしたが,話しやすい雰囲気で,話す事ができて良かった。自分の新しい一面を発見できた。などが書かれていました。